学修成果の可視化セミナー2021実施報告
認証評価第3サイクルの受審が進み、昨年、教学マネジメント指針が出たことなどから、学修成果の可視化に取り組む大学が増えています。
しかし、取り組む大学が増えたものの、その結果をどう活用して改善につなげるかまで、整理の進んでいる高等教育機関は、それほど多くないようです。
学修成果の可視化アプローチは、教育目標やカリキュラムの特性、また、学生をどのようなプロセスで育成しようとしているかや、組織の風土などで異なります。そして、学修成果の可視化を、カリキュラムマネジメントのために機能させるには、測る目的や、所属組織の特性に合わせて、可視化アプローチを選択したり、組み合わせたりする必要があります。
本セミナーでは、次の3つを通じて、学修成果の可視化に戦略的に取り組むための前提知識を整理していただくことを目指し開催されました。300名を超える教職員の方々にご参加いただきました。
① 学修成果の可視化に求められていることを、認証評価の文脈から改めて確認する。
② 学修成果の可視化を行う様々なアプローチを知る。
③ 学修成果の可視化をカリキュラムの継続的向上に繋げる様々なアプローチを知る。
冒頭の基調講演では、大学基準協会事務局長の工藤 潤 様より認証評価で求められる学習成果の可視化についてご講演いただきました。
また、その後の基本編、活用編において参加者は聞いてみたいセッションを自由に行き来しながら、セミナーにご参加いただきました。
そして、最終の戦略的組み立て編では、学びと成長しくみデザイン研究所桑木様、ベネッセi-キャリア木村様より、ご講演いただきました。
■ 開催日程 2021年9月4日土曜日
■ 対 象 者 学修成果の可視化を評価改善に繋げたい高等教育機関の教職員
■ 開催方法 オンライン(Zoom)
■ 参加費用 無料
【主催】学修成果の可視化セミナー 実行委員会
【共催】株式会社SIGEL